2022年度から一般社団法人日本育療学会理事長に就任いたしました滝川国芳です。
2019年に出現した新型コロナウィルス感染症への対策としてのワクチン接種、検査、治療薬等の普及が進みつつあり、私たちの生活の至るところで明るい兆しが見え始めています。 しかしながら、日本における新たな感染者数は増減を繰り返しており、国内、国外の 各分野において今後の見通しを立てることが難しい状況は、いまだ続いています。
本学会は、現在及び将来にわたって、病気や障害のある子どもが充実した生活を営むことができるように、教育、医療、福祉、家族及び本会の目的に賛同する関係者が一体となって、子どもの健全育成を図るための研究・研修を推進し、その成果を普及することを目的としています。
今の世の中の状況だからこそ、これまでの学会活動、研究活動をより一層推進して、病気の子どもやご家族の支援につながる日本育療学会としての取り組みが大切だと考えています。
本学会は、目的達成のために、以下の4つの活動を行っています。
1)研究会・研修会の実施
子どもの健全育成を図るために、教育、医療、福祉、家族等の立場から研究会・研修会を定期的に計画し、実施します。
2)学会誌及び図書等の刊行
日本育療学会誌を定期的に刊行します。
3)関連団体・機関との連携
子どもを支援するために教育、医療、福祉、家族等の関係団体や機関との連携を重視した活動を行います。
4)教育、医療、看護、福祉等に関する調査研究・知識の普及
子どもの教育・社会福祉・看護・保健等に関する調査研究を行い、その成果の普及に努めます。
今後も、社会からの期待に応えながら本学会の使命達成に向けて誠心誠意努力して参りたいと思います。また、より良い学会となるよう会員の皆さんからのご意見・要望を頂きたく存じます。 皆様からのご協力、ご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。